合衆国最高機密ファイルFOIA

UFO、陰謀、都市伝説、公開された超機密ファイルを読み解く!

合衆国政府の研究が超能力の存在を証明していた!(パート6)

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イメージ:超能力

 出典元FOIAファイル

パート5からの続き)

 

VI SRIの詳細
SRIは、独立系の非営利組織であり、ビジネス界、産業界、および政府などから受託して、広範囲に及ぶ研究活動を行っている。元々はスタンフォード大学と提携関係にあったこの研究所は、1946年に設立されたものである。ここでの研究活動には、自然科学、生命科学、工業経済学、開発経済学、管理システム、エンジニアリングシステム、エレクトロニクス、電波工学、情報科学、都市・社会システム、そして、それらを3つ以内で組み合させた教育などが含まれる。

SRIの活動は、契約したクライアントから得る、約1億ドルの年間収益により支えられており、寄付金などには頼っていない。これらの収益により、施設の高度な研究能力も同時に維持されている。

SRIの施設は、全体で100万平方フィートを超えるオフィスと研究室を持ち、その一部は研究員が自ら設計した独自機器を含む、先進的な科学実験設備を備えている。これら施設および研究員の大半は、カリフォルニア州メンローパークにある研究所本部に所属している。他地域のオフィスとしては、ワシントンD.C.、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、そしてロサンゼルスなどがある。

SRIに属する3,000を超えるスタッフの約半数は、技術分野のプロフェッショナル達である。プロフェッショナルスタッフの中には、450人に昇る博士号所持者、もしくは同等の資格を持つ人々が働いている。他にいる600人程は、修士号所持者である。

受託が決まった研究に関与するプロジェクトリーダーと、その他の研究員達は、電波物理学研究所の所属である。この研究所では、96人のプロフェッショナルに加え、技術職ならびに事務職として57人がおり、総計157人を雇用している。このプロフェッショナルの内、39人が博士号もしくは同等の資格を保持する。また、エンジニアとして5人、修士号保持者として25人、大卒資格者として30人が働いている。

電波物理学研究所は、その発足当初から合衆国政府内の各部署から、多くの研究を受託してきている。研究者達は、UHF帯におけるELFの電磁的伝搬について、理論的および実証的な研究を行ってきた。それには、電離層、大気、地上波、地下、および、水面下における伝搬の研究が含まれる。また、伝搬に環境が与える影響の、広範囲におよぶ数学的モデリングや実証的研究もおこなってきている。それらには、拡散、ノイズ、干渉、EMP、および核分裂と電離層の影響なども含まれる。これらプログラムのいくつかは、大規模なコンピュータープログラムの開発から、修正、メンテナンスなどを必要とするものだ。この研究所では、研究分野に関係する機器類の、開発だけでなく性能評価やテストなどにも関心を向けている

着手された研究内容は、ロバート・S・レオナルド博士による指揮の下で、SRIスタッフ達が監督を行う事になる。ハロルド・パソフ博士、および、ラッセル・ターグ氏が、主任研究官を務めている。また、本計画には、我々のためにコンサルタントを務めるチャールズ・タート博士も参加している。研究員の履歴を以下に添付する。

 

ハロルド・E・パソフ
電波物理学研究所、主任研究技術者
システムリサーチおよび解析部門

専門技術分野
波長可変レーザーの研究および開発。量子電子工学。リモートセンシングと精神エネルギー現象の研究。

SRIにおいて主導した研究課題(1971年以降)
汚染物質研究ならびに医学研究用の、波長可変紫外線レーザーの開発。
超常的知覚能力、精神エネルギー現象を通じた、バイオフィールド計測法の研究と開発。

その他の専門的経験
ハンセン物理学研究所研究助手、スタンフォード大学電気工学部講師、講師、参考書執筆、レーザーおよび非線形光学分野における博士号候補者向けの研究指導、高エネルギー波長可変インフラレーザー光源(50~250ミクロン)による素材研究法の開発。
スタンフォード大学において工業・医学に関する問題へのレーザー応用法をコンサルタント
USNR大尉として、DoDNSA)から依頼の、超高速(GHz)コンピューター、光学コンピューター向け光ファイバー、およびレーザーの調査など、部署内研究とモニタリングの受託。
フロリダ大学スパリー電子管研究部およびスパリー部員として、マイクロ波管向け電子ビーム焦点システムの設計と試験。

教育的背景
フロリダ大学、B.E.E.(1958)およびM.S.E.(1960) スタンフォード大学電気工学博士(1967)。

出版物と特許
量子電子工学の基礎(ワイリー)の共同執筆、英語、フランス語、ロシア語で出版。電子ビームおよびレーザー研究の専門誌に25以上の寄稿文。“感覚遮蔽環境下における情報伝達”をネーチャーより最近出版(1974年10月)。さらに“キロメーター以上の距離から情報伝達を行う知覚チャンネルの存在”Proc.IEEE(1976年3月)などを初出版、共動執筆として“マインドリーチ:科学者が超能力を研究”(デラコートプレス社、ニューヨーク、1977年)。

参加専門団体と育英会
アメリカ科学推進協会、アメリ物理学会、電気電子工学教会、Phi Eta Sigma、Phi Kappa Phi、Sigma TauSigma Xi。


ラッセル・ターグ
電波物理学研究所 主任研究科学者
システムリサーチおよび解析部門

専門技術分野
高出力ガスレーザーの開発、FMレーザーならびにスーパーモードレーザー技術、光学的変復調技術、マイクロ波診断技術、プラスマを使ったマイクロ波発生、リモートセンシングと精神エネルギー現象の研究。

専門的経験
シルヴァニア・コーポレーションにおいて、非分離型多段階キロワット式の小型Co2レーザーを用いた、新たなガスレーザー開発法の調査。
テクニカル・リサーチ・グループにおいて、新しいガス式レーザー媒体の実験。
ポリテクニック・インスティテュート・オブ・ブルックリンにおいて、電子ビーム研究室の設立に協力。
スパリー・ジャイロスコープ・カンパニーの電子管部門において、プラズマを用いたマイクロ波発生に関する実験的作業、超高度真空およびイオンポンプの設計技術に関する初期的研究。

教育的背景
物理学B.S.(1954)ニューヨーク クイーンズ・カレッジ、物理学卒業研究(1954~56)コロンビア大学

出版物と発明
レーザーおよびプラズマ研究に関する30以上の記事を執筆もしくは共著、さらに最近は精神エネルギー現象の研究に関する初の出版として、ネーチャーおよびProceedings of the IEEEから、“感覚遮断環境下における情報伝達”ネーチャー(1974年10月18日)、そして、“キロメーター以上の距離から情報伝達を行う知覚チャンネルの存在”Proc. IEEE(1976年3月)がある。
加えて、“マインドリーチ:科学者が超能力を研究”"(デラコートプレス社、ニューヨーク、1977年)の共同執筆がある。
発明としては、マイクロ波帯周波数における波長可変型プラズマ発振器など。

参加専門団体と育英会
IEEE上級会員、アメリ物理学会、1963年からは、カリフォルニア州非課税企業である超心理学研究グループの共同設立ならびに経営責任者として、超能力とその訓練方法の分野を研究。
ポリテクニック・インスティテュート・オブ・ブルックリンにおいて研究員を務める


チャールズ・T・タート(略歴)
チャールズ・T・タートは、カリフォルニア州デーヴィスにあるカリフォルニア大学で、心理学教授を務めているが、現在では一時的にその職を離れSRIのコンサルタント職に就いている。ノースキャロライナ大学において、電気工学および心理学を学んだあと、1963年に心理学博士号を取得。現職に就く前は、スタンフォード大学バージニア大学医学部において、教職ならびに研究指導員を務めた。

タート教授は、睡眠、夢、催眠状態、幻覚性薬物、および、超心理学の研究に携わってきた。そういった研究活動の一環として、現在は、変容意識、トランスパーソナル心理学、および、未発見のヒトの能力に注目した実験的超心理学などの分野に関心を置いている。

タート教授が出した学術書には、“変容意識(ワイリー 1969年、および、ダブルデー 1972年)”、“トランスパーソナル心理学(ハーパー&ロウ1975年)”、“トランスパーソナル心理学(ハーパー&ロウ 1975年)”、“意識の状態(ダットン 1975年)”、“ESP能力獲得理論の応用(超心理学財団 1975年)”、“超感覚的知覚力の獲得(シカゴ大学プレス 1976年)”があり、他にも、サイエンス誌、ネーチャー誌をはじめとした専門雑誌に、100を超える寄稿を行っている。

(以下、参考書籍の羅列につき割愛)