合衆国最高機密ファイルFOIA

UFO、陰謀、都市伝説、公開された超機密ファイルを読み解く!

合衆国政府の研究が超能力の存在を証明していた!(パート3)

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イメージ:リモートビューイング

 

出典元FOIAファイル

 

パート2から続き

B. 実験者効果
ロバート・ローゼンタール教授の研究によれば、一部の心理学的実験の結果が、それを指揮した人間により大きく変化してくるという事は明白である。この「実験者効果」と呼ばれるものは、一般の知覚・行動心理学がもたらした主要な発見を客観的に評価する価値を定義する要素として、過去15年間にわたり研究対象となってきた。この文章は、この実験者効果が、超常現象的な影響であると示唆するものではないが、逆に、ある研究所で行ったESP実験を、他の施設に移動して再現することが不可能であるのは、一般に行われる心理学や行動学の実験でみられる、実験者効果が、ある程度は関係していると考える。

つまり、超心理学的実験が、人の交流や、潜在意識での合図、もしくは、未だに分類されていない新たな要素などにより、成否が影響されるものかを確認することは、重要な問題だと考える。実験担当者のローテーションや、被験者と実験者の入れ替えなどは、この問題について必要な情報をもたらし得るだろう。著名な心理学者、チャールズ・T・タート博士が、1978年6月から本プログラムに参加しているのは、実験者効果についての検証を依頼するためでもある。

C. 訓練方法
1. 選出
(冒頭黒塗り隠ぺい)現在では、超能力というものは音楽の才能にも似て、先天的で潜伏的な能力であると広く認識されている。したがって、この力は全ての人間にあるレベルでは備わっているものであるが、その能力には大きな差があって、超能力的な意味で聴覚が無いと評価される者から、名人級の音楽家に匹敵する者までが存在する。現存の、最も優秀な超能力者を見つけ出し採用する事が、人材選出プログラムの目的となる。これにより、どの様な範囲にこの能力が存在するか、この現象についてより良く理解する題材として、彼らの能力を利用することができる。被験者の心理学的・神経生理学的なプロファイルを、定常的に収集し有用なデータベースとする作業が、必要とされている。

2. トレーニン
a. 平常的知覚を併用する知覚能力の訓練
我々が行った最初の試みは、それぞれに違う色を付けたシンプルな形状(例:T、O、Δ))を、別の研究施設間で送受信するというものであった。本来このテストは、ソビエトが同じ分野で行っているというものの報告を検証するために立ち上げられた。その実験では、精神感応力を通じ、0~9を用いた十進数の135桁中105桁の伝達に成功したとされている。

我々の通信内容は、通常知られた知覚的訓練を装った作業の勾配級数的な連続が、超常的知覚の訓練にとって有用か否かを確認するために設計されている。この一連の実験の後、超能力の原理は、特に潜在意識が関与する平常的知覚に絡む原理と、斜交するよりむしろ正確に合致する事を証明するデータが得られた。この際、特に注意が向けられた点は、色彩に関する通常の知覚における指向性が、同様に、超常的知覚においても存在しているかという点である。この場合の知覚力とは、色調につれて増加する感度という、良く研究がなされた事象である。98の言語に亘る多文化的研究を紐解けば、周囲の色彩認知感度は、まず白と黒(暗と明)の区別からはじまり、赤が色として認識され、黄色から緑もしくは緑から黄色、青、茶、紫、ピンク、オレンジ、そして灰色の順で展開するとされている。

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これと同様なことが超常的感覚でも生じる、という仮説に基づき、被験者達には、遠方に置かれた単純な色彩カードを、明と暗の二分法で識別することを、最初にまず要求し。続いてその形状、そして最終段階においてのみ色彩をたずねるようにした。また、被験者達は、彼らがすでに日常で獲得している能力からの先入観を持たないよう、色彩について事前に考えることはしないよう推奨された。

経験を持つリモートビューワーである、2人の被験者から、多くのデータが収集された。習得の過程を示すようなそのデータの解析結果は、超常的知覚力の発達が、平常の知覚力用に開発されたドリルを用いても達成できるという初期の仮説を支持するものであった。

こういったトレーニングの目的は、透視対象について解析的かつ文字記号的な情報をもたらす、高品質かつ信頼性の高い超能力の開発にある。

本研究の延長として以下の2点が提案された。
(1)経験のない初心者を上記の手順により訓練し、彼らが遠隔透視の能力を発達させるかを確認すること(2)平常知覚力の訓練に重要と考えられるものをベースとし、さらなる訓練法を設計、経験豊富な被験者を対象に評価を進めること

 

パート4へ続く