合衆国最高機密ファイルFOIA

UFO、陰謀、都市伝説、公開された超機密ファイルを読み解く!

スタンフォード大学にUFO現象研究チーム立ち上げるための打ち合わせ書簡

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イメージ:UFO現象の科学的調査

 (出典元FOIAファイル

(1ページめ)
1977年6月3日
MEMORANDUM FOR: 研究開発局長殿、DDS&T
FROM     : アンソニー・A・ラプハム
主席顧問
SUBJECT : 提案を受けた調査計画について

本状に添付した書簡の筆者は、私が個人開業をしていた時代の知人です。数か月前、彼が電話を掛けてきて当局が添付書簡にある内容の調査に関心を持つだろうかと尋ねてきました。私としては否定的な答えを伝えましたが、これを文書化してくれれば関係者達に回覧してみようと答えたのです。そして届いた文書が添付されたものです。
これは興味深い内容ではないでしょうか? そのような事はないと考えておりますが、もし関心をお持ちでないのであれば、(隠ぺい)には丁重に断りを入れておきます。

アンソニー・A・ラプハム


(2ページめ:返信文)
スタンフォード・リサーチ・インスティテュート
カリフォルニア州メンローパーク(番地判読困難)
(電話番号判読困難)

1977年5月31日

アンソニー・ラプハム、Esq.
主席顧問
中央情報局
ワシントンD.C. 20505

親愛なるトニーへ:

【関連書籍】
UFO誘拐事件の真相
書籍:UFO誘拐事件の真相

この書簡は、最近我々が携わっている調査内容についての聴取および検討に研究開発部(ORD)が一定の関心を寄せているようだという、先日、我々の間で交わされた会話のフォローアップです。
もしご同意がいただけるのなら、私としては、世界的に発生しているUFO現象の包括的な調査計画について、打ち合わせを持ちたいと考えています。その主要議題は以下のとおりです。
・当事者政府が現状で公式および非公式に持っている、UFO現象への対応姿勢の収集および分析、
・UFO現象への有用なデータと調査活動に関する分析
―この現象について重要な研究課題となるものの体系化
―この現象に関するデータの収集・保管を公式・非公式両面で行っているシステムの評価
・UFO現象に対する代替的な政策戦略の評価
・UFO現象に対する国家的調査計画の体系化

承認が得られれば、この計画は、選ばれた科学者と政策コンサルタントとも協力しつつ、SRIの多くの分野の専門家からなるチームにより実行に移されます。我々としては、UFOに関するデータを厳選した上で分析する事は、重要性を評価されず見落とされたUFO現象の側面について、意義ある理解を与えるだろうと期待しています。
政策面関連では、UFO現象に潜む人的な要因の構造と“代替的な説明”などについて評価を行う事になるでしょう。
我々が出す成果物としては、専門的もしくは一般的な公開に向けた最終報告書となります。

奇遇にも、私は6月9日にワシントンD.C.を訪れる予定で、そこでお会いできると思います。ご都合が許さない場合は、旅費の払い戻しを行った上で、貴殿の予定にあわせ先の日程を決める事も可能です。

それでは、ごきげんよう。心から。
(黒塗り隠蔽)
社会政策研究センター