合衆国最高機密ファイルFOIA

UFO、陰謀、都市伝説、公開された超機密ファイルを読み解く!

仏政府によるUFO研究

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イメージ:エイリアン

 

出典元FOIAファイル

"1978年上半期に実地された、G.E.P.A.N.研究部会科学顧問向けのプレゼンテーション(1978年6月、全5冊約500ページ)"

本レポートは、フランス政府によるUFO研究会GEPANが、1978年の上半期に行った研究内容を報告するものである。この研究グループは、任務の一環として3つの特別グループ(緊急的介入、物理的追跡、レーダー警報)を発案したが、それらは1978年の間は余り機能していない。代わりに、非常に信憑性および特異性の高い11ケースについて、相当な量の調査がなされている。それら全ては、非常に詳細な検証が行われた上で、通常の説明が可能であったのはただ一例のみとなった。残りの10事例は、250メートル以下の至近距離から、飛行体が目撃されたものだ。5冊に亘るレポートでは、その3冊が、1978年以前に起きた1つの事例を含む11ケースを検証する事に費やされている。最も初期の事例は1966年に起きており、また、2つの事例はヒューマノイドの目撃事例である。

解析および調査は、各ケース毎に4人の担当者がチームを編成する事で行われた。そのメンバーには、目撃者の証言を評価する上で、個別に、心理学的な検証を行う心理学者も含まれていた。距離、角度、そして心理的要因も含めて評価が行われたこれらの事例は、大量のコンドンレポートでさえ貧弱に感じさせる内容である。ここで行われた調査の多くは、同類の調査を行う際の手法について、教科書ともなりえるものだ。

そして、全11例の内10例について、目撃者は、自然現象や人工物のどちらでも説明がつかない、確かな何かを目撃したという事が結論付けられた。本報告は、報告された全現象の裏に、"人間の知識を超えた推進理論およびエネルギー源を用いる、何等かの飛行装置が存在した"という結論も導き出している。

このGEPANは、1977年にクロード・ポエール博士の発案で発足した。ポエール博士は、自身が可能な手法を全て用い、この調査の全てを完了したとして、現在はこの職を退いている。しかしながら、この組織は解散する事もなく任務を継続中である。1977年における調査の多くは、ポエールが示し、結果的に信憑性が確かめられた事例を検証する事に費やされた。1978年になると、グループの作業内容は、他の実例に関する調査へ拡張された。彼らは、フランス国家憲兵隊ジェンダーマリーからテレタイプで寄せられた事例報告にも対応し、この報告についても、GEPANの指導の下で行われた科学調査により、信憑性が認められている。
(注)オリジナルの報告書は、120から140部しか印刷されておらず機密扱いである。一般への配布は認められておらず、いかなる場合でもフランス国内を出る事はない。これには、テヘランで発生した事例についての、広範な内容が含まれているが、それには、米国の研究者が所持している以上の情報は含まれていない。上記の11事例はフランスで発生しており、これとは別のケースである。